肌寒い日があったり汗ばむ陽気になったりと三寒四温を繰り返しながら、ひと雨ごとに春を感じる今日この頃です。

早いものでそろそろ3月も終わりますが、3月の誕生石はアクアマリンとコーラルです。何度かこのCB DIARYでも3月の誕生石のことは取り上げましたが、今回はコーラルブルーで取り扱われているピンクコーラルについてお話いたします。

コーラルブルーで使用しているコーラルは台湾・フィリピンで採取された「モモイロサンゴ」という八放珊瑚種の原木から研磨されたコーラルを使用しています。 日本では古くから淡い色をしたコーラルを「ボケ」と呼んでいました。「モモイロサンゴ」は水深300mから500mで採取され、骨軸の切断面の中心に必ず「フ」と呼ばれる白色の部分があるのが特徴です。 この「ボケ」といわれる宝石に使われる八放珊瑚種は淡いピンク色で、産出が少なく貴重なものです。色調の淡い色ムラのないピンク色は特に天使の肌の色に例えられ、今では「ボケ」と呼ぶより「エンジェルスキン」と呼ばれるようになりました。

色調がピンク色をしていて「モモイロサンゴ」に似ているサンゴに「深海サンゴ」がありますが、これはまた他の種類の原木から研磨されるものです。「深海サンゴ」は一般的に一つの原木の中で白色とピンク色が混じり合った「斑紋」があるのが特徴です。「深海サンゴ」はその名の通り水深1,000m以上の深海から引き上げられるため、その際に水圧差から生じる亀裂が入り易くなり、それが「モモイロサンゴ」に比べて安価に評価される理由のひとつになっています。

一般的にコーラルの原木の枝の直径は、ほとんどが10ミリ以下ということからみて、これ以上の大きさで尚かつ色ムラのない綺麗なピンク色のコーラルがどれほど希少なことかが分かると思います。 コーラルブルーでは、貴重な資源を守りながら採取された海からの贈り物である「モモイロサンゴ」のコーラルを宝石の装身具として美しく仕立てています。 コーラルブルーのピンクコーラルは、春の装いに優しさと華やぎを添えてくれることでしょう。

2008年3月26日 コーラルブルー/ホテル日航東京店                        過去掲載文はこちらから

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